子離れ
今日は、子どもを旅立たせる日です。
子離れする時が来たのです。
これまでずっとあなたの庇護のもとでぬくぬくと育ってきましたが
子どもはもうこの社会を一人で乗り切ってゆく時期にやって来ました。
これからは出来るだけ子ども自身の発想と能力に任せましょう。
自主性を尊重しないなら、子どもは社会化に失敗します。
すると、ずっとあなたか、またはそばにいる誰かに依存してしまいます。
動物の世界で子どもを独り立ちさせるとき、
親の対応はとても厳しいものです。
子どもが「自分が親から見捨てられた」と感じるくらいに突き放します。
我々の社会では、それほど強く突き放す必要はないのかもしれませんが、あなたがいつまでも「自分という親の庇護のもとに留まって欲しい」と願っていると、子どもの方も無意識に、或は以心伝心で親子の依存関係に留まろうとします。
子どもが社会化に失敗するのは、親の責任です。
今日は、心を鬼にして子どもを独り立ちさせる日です。
親として私がしなければ、子どもはまだ何もできないのだ!と思うなら
その思考こそが子どもの成長を阻んでいます。
今日、子離れしましょう!